普段から低脂肪牛乳って飲んでいますか?
低脂肪牛乳が体に悪いと言われる理由についてあまり知らないという方が多いと思います。
そんな方向けに低脂肪牛乳が体に悪いと言われる理由などについて詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、低脂肪牛乳が体に悪いと言われる理由からみていきましょう。
もくじ
低脂肪牛乳が体に悪いと言われる理由
不妊の原因になる可能性がある
海外の研究で低脂肪牛乳を飲んだ女性の不妊の確率が高まるという研究データが発表されました。
低脂肪牛乳を1日に3本以上飲む女性は、排卵回数が少なく不妊症になる確率が高いと言われています。
可能性があるだけで、必ずという訳ではないですが不妊症が気になる場合は低脂肪牛乳を飲まない方が良いです。
味が薄いため飲み過ぎてしまう
低脂肪牛乳は、ダイエット効果を期待して飲む方がいますが、味が薄いため物足りなさを感じて飲み過ぎてしまう事があります。
低脂肪牛乳自体は普通の牛乳より低カロリーですが、飲み過ぎると過剰摂取となり、肥満の原因になってしまうので注意しましょう。
脂肪牛乳のメリット
カロリーが低い
普通の牛乳の場合、脂肪分は3%以上ですが、低脂肪牛乳は0.5%から1.5%以下となります。
牛乳コップ1杯のカロリーは約135kcalですが、低脂肪牛乳では約90kcalとなるので、飲む量が多ければ多いほど摂取カロリーに違いがあります。
栄養がある
低脂肪牛乳の方が普通の牛乳よりも栄養があります。
低脂肪牛乳には、脱脂粉乳が含まれているからです。
脱脂粉乳には、タンパク質、脂質、炭水化物などたくさんの栄養素が含まれています。
値段が安い
低脂肪牛乳は、通常の牛乳に比べて値段が安いです。
低脂肪牛乳が安い理由は、脱脂粉乳の原価が安く加工する時に抽出された脂肪分がチーズやバターなどの加工品に使うことができるからです。
低脂肪牛乳のデメリット
アレルギーを引き起こす事がある
手軽に栄養をとれるので身体に良い飲み物です。
カルシウムが豊富に含まれているので小学校、中学校では給食でも出たりします。
牛乳アレルギーというものがあり、牛乳アレルギーを引き起こす原因は、カゼインというタンパク質です。
カゼインは火を通しても消滅しないため、牛乳アレルギーがある場合は飲まないようにするしかありません。
カゼインは、牛乳より低脂肪牛乳の方が多く含まれています。
味が薄くて美味しくない
低脂肪牛乳は、通常の牛乳と比べて味が薄く、あまり美味しくないと感じる方が多いです。
牛乳が好きな方にとっては辛いかもしれません。
貧血になりやすい
成人が1日に必要な鉄分が10mgから12mgですが牛乳1リットルあたりに含まれる鉄分は0.6mgほどとかなり少なめです。
牛乳のカルシウムとリンが鉄と結びつき、腸での鉄吸収を妨げてしまいます。
そのため、牛乳を飲みすぎると鉄分不足になってしまう可能性もあります。
通常の牛乳と低脂肪牛乳の定義
牛乳は原材料が生乳100%、無脂肪入固形物8% 以上、乳脂肪分が3% 以上のものという定義があります。
成分を調整していない牛乳と考えると分かりやすいです。
低脂肪乳は、生乳から乳脂肪分などの一部を取り除き、脱脂粉乳を加えたものです。
低脂肪乳は牛乳を調整した飲み物と考えると分かりやすいです。
乳脂肪分は、0.5% 以上1.5% 以下にしなければならないというルールがあります。
乳脂肪分が 0.5% 未満のものは無脂肪牛乳となります。
通常の牛乳と低脂肪牛乳の様々な違い
栄養
通常の牛乳と低脂肪牛乳では、含まれている栄養も違います。
低脂肪乳に含まれている栄養は、皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンB2、
歯や骨を強くするカルシウムです。
牛乳に含まれている栄養は、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、エネルギーをつくるビタミンBなどです。
価格
スーパーでは低脂肪乳の方が低価格で売られています。
低脂肪乳に含まれていた脂肪分をバターやチーズの加工品に活用することが出来るからです。
低脂肪乳に入っている脱脂粉乳は、長期保存ができるので原材料が安いという理由もあります。
まとめ
今回は、低脂肪牛乳が体に悪いと言われる理由などについて紹介しました。
低脂肪牛乳が体に悪いと言われる理由などについて知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
スーパーには、通常の牛乳と比べて低価格で低脂肪牛乳が売られていますが、低脂肪牛乳には、様々なメリットやデメリットがあります。
低脂肪牛乳のメリットやデメリットを考えると飲める人が限定されてしまいます。
牛乳を毎日飲むほど好きな方が低脂肪牛乳を飲むと含まれている脂肪分が少ないため、味が薄かったりして物足りないかもしれません。
そのため、低脂肪牛乳が低価格でも通常の牛乳を買って飲むのがおすすめです。