メロンが苦いっている経験をしたことがありますか?本来メロンは甘い、ジューシーというイメージが強い方、ベリーメロンの歌のイメージが強いという方もいると思います。
そんなメロンですが苦いメロンと出会ってしまったときにこのメロンはたべられるのか、苦い原因はなんなのかについて紹介をさせていただきます。
メロンが苦い原因
- 旬の時期ではない
- 成分
- 病気(バラ色カビ病)
- 熟しすぎたメロン
原因としてこれらのことが考えられます。
旬の時期ではないメロン
旬の時期ではないメロンは、収穫をしたばかりのためまだ食べていいじきではないものがあります。
本来メロンは収穫をして1週間程度情報で保管をして熟すという作業を行うことで甘みや柔らかさジューシーさを引き立ててくれます。
その作業をおこなわなかったために、まだ苦いということがあります。
成分
メロンの中には実は苦味の成分というククルビタシンがあります。このククルビタシンは若いメロンに多くありその成分は成長していくほど減っていきます。
そのため収穫してすぐ食べてしまった場合は苦いと感じることがあるのです。
病気(バラ色カビ病)
病気になったメロンを食べると、苦いを通りこした苦味を感じることができるため
これ食べたらいけないやつだってわかるくらいに味が強烈です。
主に水分や糖分の多い、果実(メロン、イチゴ、リンゴなど)、果菜類(キュウリ、トマトなど)で発病する。発症部にはピンクや橙色の菌糸体が生じ、果肉が腐敗する
ウィキペディアより
気温が20℃前後で多湿の場合、特に施設栽培(ビニールハウスなど)で発生する
このメロンの病気バラ色カビ病は見た目である程度判断をすることができ、皮の一部が白くなっている特徴の他にも、メロンの果肉を見ると変色していたりするので、ある程度判断をすることができます。
熟しすぎたメロン
熟しすぎると甘みがさらに増すと思いたいところですがこの甘味も熟しすぎるとただ苦いということになることもあります。
この原因はメロンのたんぱく質分解酵素が原因となっていてたんぱく質分解酵素のククミシンというものがメロンの味を変化させる効果をもってしまっています。
これは害虫の侵入を防ぐためのメロンの防衛本能のようなものらしく、虫にたべられないための機能といえますね。
メロンの苦味成分ククルビタシンは若いときにたくさんある成分となりますが、熟しすぎてもいけないということです。
メロンとミルクで苦くなる
メロンとミルクをあわせるて食べると苦くなります。メロンも牛乳も苦味とは無縁と思うのですがなぜかこの2つをあわせることで苦味が強烈となります。なぜにがくなるのかについて解説をします
苦くなる原因
メロンとミルクを混ぜると苦い理由はメロンにあるククミシンのタンパク質を分解する成分後からが存分と発揮がされることが原因です。
このタンパク質を分解するククミシンによりペプチドができあがるのですが、このペプチドがとにかく苦いのです。
牛乳を混ぜると牛乳のタンパク質にメロンのククミシンの成分が反応した結果苦くなるというのが原因でした。
苦くしないための方法
苦味を味わいたくないなら、旬のメロンを食べる!これだけです。
メロンの食べごろから美味しいメロンを見極めるということが重要です。メロンの種類によって若干異なりますが収穫から1週間常温保存するあたりが目安としてはベストの時期です。
冷蔵庫にいれたいところですがそこはぐっとこらえて直前に食べる日にいれておくことがおすすめ
苦いメロンの食べ方
苦いメロンを食べるときは、通常はあまりおすすめがされていないというケースが多くなります。
あきらかにまだ食べるのが早かった場合は追熟をさせることで、苦味が無くなりますが
病気や熟し過ぎてしまったメロンの場合は排気する手段がベターとなります。
メロンは基本的には甘いもので、めったに苦いというメロンと出会うことは少ないと思いますがもしであってしまったらこれらのことを参考にしていただければ幸いです。