「ラムー」とは、大黒天物産株式会社が運営する岡山県発祥の複合型ディスカウントストアです。岡山の他にも、兵庫県や広島県、島根県など西日本を中心に展開されています。
関西圏にお住まいの方にはお馴染みの激安スーパーとして知られてるラムーですが、皆さん疑問に思うことがあるでしょう。
なぜこんなにも安く品物を提供できるのか?とくに激安で有名なのがお弁当で、値段は198円や298円など300円以内で買えるものがほとんどです。こんなに安いと、品質が悪いのではないか?消費期限の近い物ばかり使ってるのでは?と、ラムーで販売されている商品を買ってはいけないのでは?、と心配になる声も。
今回は、激安スーパー「ラムー」について徹底調査いたします。
もくじ
ラムーで買ってはいけないと言われる安さの秘密とは?
ラムーの商品を買ってはいけない、といわれる理由は、安く商品を提供できることにあります。「食品に添加物を多く入れてるからでは?」と思う方もいらっしゃいますが、日本には食品衛生法で定められた以上の添加物は入れられないため安さの理由からは省かれます。
商品の仕入れを絞っている
ラムーが安さを追求した値段で商品を提供できる理由の1つが、商品の仕入れを可能な限り最小限に絞っているからです。
お弁当とともに売られるお惣菜にも、お弁当に入れる食材と同じものを使用します。同じ食材の大量一括仕入れを可能にし、コストを抑えることに成功しているのです。
また、お弁当などの調理を店内で行わず、自社工場でまとめて生産しています。まとめて生産することで、近隣店舗分の調理を可能にしています。
コストカットの工夫を行っている
ラムーでは、一般的なスーパーとは違い1つ1つ商品を陳列せず、ダンボールに入れたままの状態で陳列しています。商品陳列の手間を省くことで、大幅な人件費のカットを実現しています。
また、ラムーはキャッシュレス化が進むこの昨今、現金払いのみです。クレジットカード、ラムー独自のポイントサービスも実施しておらず、徹底的に手数料を省き、低価格化を可能にしています。
プライベートブランドを展開
ラムーは、独自のPV(プライベートブランド)「D-PRICE」を展開しています。D-PRICEの文字と、打ち出の小槌がロゴに入っているので他商品と比べやすいのが特徴です。
自社工場で製品開発と製造を行っており、安さを追求し、開発された物のみを商品化するというこだわりを見せております。
ラムーで買ってはいけないと言われている商品3選を紹介
ラムーでは、自社工場での製造などを基準に独自の方法で消費者に安い商品を提供しています。そのラムーの商品の中でも、買ってはいけない、または注意して買わなければならない、という商品を3つご紹介いたします。
ビッグアルプスブレッド
その名の通り、アルプス山のように大きい山型の食パンです。じつに3斤分ほどあり、食べ応えはバツグンです。もっとも驚くべきはその値段にあります。3斤分ほどの巨大サイズにも関わらず、198円(税込)という驚異の安さです。
原材料に数種類の添加物が含まれておりますので、使っている材料にこだわりがある方は購入は控えたほうが良いでしょう。また、ビッグサイズのため食べきれずに腐らせてしまう場合もあります。
ストロベリーケーキ
重量が1kg近くあるビッグサイズのストロベリーケーキです。スポンジケーキの上にホイップクリームとストロベリーのソースがたっぷり塗られています。値段も900円以内で購入可能なため、このサイズのケーキとしてはまさに破格です。
大きさがあるため、何かのパーティーのときに大人数でシェアしながら食べるのにはちょうど良いかもしれませんが、1kg近くあるため簡単に食べきれる量ではありません。
ポップコーン
ラムーで販売されているポップコーンは塩味・キャラメル味の2種類あり、大きな袋にこれでもかと詰められています。お値段は98円〜184円とかなり安いです。
こちらのポップコーン目当てに来るお客さんもいるようです。ただし、やはり量が多いため食べきる前に味に飽きてしまったり、湿気って美味しさが半減してしまう場合もあります。。
ラムーの激安弁当の野菜は食べないほうがいいのか徹底調査!
ラムーのお弁当は買ってはいけない、お弁当についている野菜を食べてはいけない、といわれる理由はなんといっても激安の値段で販売されていることにあります。消費者は安くて嬉しい反面、安すぎて逆に食べていいのか心配になる、なんて声も聞かれます。
安さの秘密は添加物が多いから?
どうしてここまで価格を下げられるのか。添加物を大量に使用しているから腐らずに激安で販売できるのでは?とウワサされることもあるようですがそれは違います。
日本では食品添加物の安全性・有効性を確認して厚生労働省が指定した添加物のみを使用し、食品衛生法で定められた基準値以上の量は使用できない、と法律で決まっているからです。
安すぎて逆に心配……安さにはちゃんと理由があるんです!
ラムーの激安弁当は、激安で提供できる理由があります。お弁当に使用するおかずの種類を限定して作っているからなのです。ある程度使う食材を絞って大量に仕入れることで、仕入れ値を安くすることが可能になります。
また、お弁当に使用される野菜はじつは限りなく少なくしてあるんです。野菜は生ものですので日持ちせず、大量に仕入れることが難しいため食品ロスを防ぐため、仕入れを少量に抑えているのです。
まとめ
激安弁当をはじめ、ラムーの数ある商品を買ってはいけない、と言われるくらい安く提供できるのは、ラムーを運営する大黒天物産株式会社の企業努力の賜物だということがわかりました。
また、ラムーではお弁当の廃棄にかかるコストを抑えるため、大量生産をせずにその日のうちに売り切るようにしているようです。
激安弁当を求め、夕方買いに行ったら売り切れていた!なんてこともあるようです。ラムーの激安弁当の味を確かめてみたい、と思った方はなるべく早い時間に店舗に行ってみることをおススメいたします。
