仕事や勉強のリフレッシュ、口臭対策、ダイエット中のお菓子として、、様々な理由から人気のミンティア。持ち運びにも便利ですよね。
しかし、もしもミンティアを食べ過ぎてしまったらどうなるのでしょうか。
今回は、ミンティアの原材料のうち体に良くない成分、ミンティアを食べ過ぎた場合の副作用、食べ過ぎを防ぐにはどうしたらいいか、を解説します。
ミンティアを食べることでのメリットもあるので、適量を守って楽しみましょう。
もくじ
ミンティアは何から作られてる?体に悪い主な成分を紹介
そもそもミンティアはどのような材料からできているのでしょうか。カロリーが低いので油断しがちですが、ミンティアには体に悪い成分も含まれているため、食べ過ぎには注意しましょう。
ミンティアの糖質やカロリー・栄養成分
ミンティアのレギュラー商品「ワイド&クール」の場合の原材料名と栄養成分は以下の通りです。(1製品50粒:7gあたり)
原材料名:甘味料(ソルビトール、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)、香料、微粒酸化ケイ素、ショ糖エステル、クチナシ色素、(一部にゼラチンを含む)
エネルギー:23kcal
たんぱく質:0.01~0.2g
脂質:0.04~0.4g
炭水化物:6.7g
糖類:0g
食塩相当量:0g
【参考:商品情報 ミンティア ワイド&クール】
他にも多くの種類がありますが、1製品あたりの成分はほぼ同じです。他のお菓子に比べるとカロリーも糖質も低いため、ダイエット中の口寂しさを補うのにはぴったりですね。
体に悪い成分①ソルビトール
ソルビトールは人工甘味料の一種で、とうもろこしやじゃがいものデンプンから取れる天然由来のものです。水に溶ける際に熱を吸収する性質があり、口の中で溶けるとひんやり感じるため、お菓子の清涼剤として使われます。
大きな特徴として、胃の中で吸収されないことが挙げられます。胃が荒れる原因になるので、特に空腹時には注意が必要です。
h3体に悪い成分②アステルパーム
アステルパームも人工甘味料の一種ですが、天然には存在しない化合物です。その甘味は砂糖の160〜220倍もあるといわれており、この甘さに慣れてしまうと、砂糖などの通常の甘味料や果物の甘さを感じにくくなってしまう恐れがあります。
現在でも安全性や危険性に関する議論が多くされている甘味料です。
ミンティアの食べ過ぎは体に悪い!デメリットやリスクを解説
ソルビトールやアステルパームなどの人工甘味料が含まれているミンティア。体に悪いとされている成分が入っているので心配ですよね。ここではミンティアの食べすぎによる副作用を解説します。
ソルビトールによる胃のむかつき・口臭
人工甘味料の一種であるソルビトール。胃の中で吸収されないため、一度にたくさん摂取してしまうと、大量のソルビトールが胃の中にある状態になってしまいます。ソルビトールの成分は胃を荒らしてしまうため、胃のむかつきを引き起こすことがあるのです。
また、胃が荒れることにより臭いの強いガスが発生し、口臭の原因にもなります。
アステルパームによる下痢・腹痛
ミンティアに含まれているアステルパームですが、食べ過ぎると下痢や腹痛を起こす可能性があります。
またアステルパームは、他にもシュガーレスガムなどにも含まれているため、摂取しすぎないように注意が必要です。少量であれば問題ありませんが、お腹が緩くなったら食べ過ぎのサインです。
味覚障害を引き起こす可能性も
アステルパームは、味覚障害を引き起こす原因にもなります。
またミンティアにはメントールが含まれているため、食べ過ぎると舌が痛くなる場合もあります。商品によっては刺激の強いものもあるため、舌の痛みが気になる際は、マイルドな商品に変えたり、食べる量と頻度を減らしましょう。
ミンティアの食べ過ぎを防ぐために…1日の許容量とメリットを解説
ミンティアは食べ過ぎると体に良くないことが分かりましたね。しかし、ミンティアを適量食べることによるメリットもあります。ここでは1日あたりの許容量とミンティアの効果をご紹介します。
1日の摂取量の目安
ミンティアを食べ過ぎないようにするために、1日1箱以内を目安にしましょう。これ以上食べてしまうと、ミンティアの成分による副作用が出てしまいます。
しかしこれもあくまで目安です。体質によっては、少量でも体調に変化が出る場合もあるので、ご自身の様子をしっかり観察しましょう。
メントールによって咳が止まる
食べ過ぎると舌が痛くなってしまう原因のメントールですが、メリットもあります。
のど飴にもよく使用されているメントール。のどの痛みを和らげたり、痰を抑える効果があります。そのため、風邪を引いて咳が止まらないときなどに効果的です。
リフレッシュ効果
多くの人がミンティアを食べている主な理由は、「ミンティアを食べるとスッキリする」「リラックスできる」などでしょう。
刺激が強い種類のミンティアは、運転中や仕事、勉強中の眠気覚ましにも効果的です。「席を立たずにリフレッシュできる」ことからも、作業・仕事をしている人に強く支持されています。
しかし一度に食べ過ぎると、すでにご紹介した副作用が現れたり、耐性がついてしまったりするので、摂取量には気を付けてくださいね。
まとめ
ミンティアはカロリーや糖質が低く、持ち運びも便利なため、ついつい食べ過ぎてしまうかもしれません。しかし、ミンティアにはソルビトールやアステルパームなどの、食べ過ぎると体に悪いとされている甘味料が含まれています。胃のむかつきや下痢、口臭、味覚障害などの副作用が発生する場合があります。とはいえ少量であれば問題ないので、過度に心配する必要はありません。ミンティアを適量食べた場合は、メントールによる咳止めや、リフレッシュ効果が期待できます。ダイエット中や仕事・勉強を頑張りたい人には便利ですよね。1日あたり1箱を目安に、食べ過ぎには注意しましょう。