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朝にバナナは食べない方が良い理由!危険性とデメリットまで解説

朝食にバナナを利用しているという方も多いのではないでしょうか。手軽に食べられて、かつ栄養価も高いため、忙しい朝の時間を有効利用できる食材として広く活用されています。

しかし、朝にバナナは食べない方が良いという考え方があるのをご存じでしょうか。利用の仕方によっては、朝にバナナを食べることにはデメリットがあるとされています。

朝にバナナは食べない方が良いといわれる理由や、安全に食べるためのポイントなどを紹介します。

朝にバナナは食べない方が良い噂は本当?危険性はある?

朝にバナナは食べない方が良いといわれるのにはどんな理由があるのでしょうか。このような噂が出ることには、もちろん根拠があります。バナナを食事に利用する際の危険性やデメリットについて、以下に紹介をします。

体を冷やしてしまう

バナナには、体を冷やしてしまうというデメリットがあります。バナナは温暖な地域で栽培されるため自らを冷やす作用があり、食べる人の体温も下げる効果があります。

体温が下がると免疫力の低下を招いたり、基礎代謝の低下による肥満を招いたりする恐れがあります。慢性的に感じる疲労感の原因にもなりえるため、バナナの摂取しすぎはおすすめできません。

 食べすぎにより体に悪影響が及ぶ

バナナを食べすぎることにより、体への弊害があります。バナナ1本にはおよそ93kcal・糖質21.4gが含まれているため、肥満の原因になることがあります。

また、バナナに豊富に含まれるカリウムを過剰に摂りすぎることで、高カリウム血症に陥る危険があります。手足のしびれやだるさの原因になってしまいます。

他の食材との組み合わせに注意

朝食にバナナを取り入れる際には、バナナ以外の食材も一緒に食べる方が多いでしょう。バナナと一緒に食べる食材によっては、体に弊害を起こしてしまう危険があります。

例えば、穀物とバナナを一緒に摂取することで消化不良を起こす危険があるとされています。バナナは消化器官を素早く通る性質を持ちますが、逆に穀物はゆっくりと消化器官を通過する性質があります。消化器官の通過スピードが違う食材を一緒に摂ると、腸が詰まってしまい消化不良の原因となる恐れがあります。

本当に朝にバナナは食べない方が良い?メリット3つを紹介

朝にバナナは食べない方が良い理由を紹介してきましたが、バナナ自体は非常に優れた栄養価を持ち、食材としてたくさんの魅力があります。バナナを食べるメリットや栄養価の面での優れたポイントを以下に紹介します。

 むくみを解消してくれる

バナナには、むくみを解消してくれる効果があります。バナナには、先ほど紹介した通りカリウムの含有量が非常に多いです。カリウムの量は、柿の2倍あるとされています。

カリウムには利尿作用があり、体に蓄積した余分な水分を尿として排泄する働きを促進します。朝は体がむくんでいることが多いため、バナナを摂取して体の余分な水分を排泄することで、むくみを早期に改善する効果が期待できます。

血糖値の上昇を抑える

バナナは、食べた後ゆっくりと血糖値が上昇するという性質を持ちます。血糖値が上昇すると、これを下げるため体内でインスリンという酵素が働きます。バナナを摂取することでインスリンの分泌を抑えられる効果があります。

インスリンの分泌を少なくすることで、体に脂肪が蓄積されづらくなります。このため、バナナをダイエット中に栄養素として活用することには一定のメリットがあります。ダイエット中の方が、朝食にバナナをそのまま食べたり、スムージーにしたりして利用するケースが多いことは理にかなっています。

 整腸作用による便秘の解消

バナナには豊富な食物繊維が含まれているため、高い整腸作用を取り入れて便秘の解消につなげられます。バナナに含まれる不溶性食物繊維は、大腸で善玉菌を増やす働きをします。

食物繊維は水を含み大腸のぜん動運動を促進するため、腸内環境を整える働きをします。腸のぜん動運動は、特に朝に大きく行われると考えられているため、バナナを朝に食べることは腸の働きを整えるという意味で大きなメリットがあります。

 朝にバナナを食べる際に注意するべきポイントを紹介

朝にバナナは食べない方が良いという考えがある一方で、メリットもあることを紹介してきました。では、朝にバナナを食べるときにどんな点を注意すれば良いのでしょうか。効果的な食べ方を守れば朝にバナナを食べることはおすすめです。

分量を守る

朝にバナナを食べるときには、分量を守りましょう。原則として、バナナは1日1本というルールにして食べすぎないように注意しましょう。

バナナを食べすぎることでカロリー過多になり肥満の原因になることに加え、身体の冷えや高カリウム血症を招いてしまう恐れがあります。

1日1本程度であれば問題ない分量ですので、大人・子ども問わず食べる分量を守って食事に取り入れましょう。

バナナ以外の相性の良い食材を取り入れる

バナナを食べると同時に、相性の良い食材を取り入れて同時に食べるのも効果的です。バナナと相性の良い食材としては、以下のものが挙げられます。

・ヨーグルト

・牛乳

・キウイ

ヨーグルトや牛乳は、バナナには含まれないタンパク質や脂質を補う効果が期待できます。キウイは、カロリーが低く食物繊維が非常に豊富であるため、ダイエットに優れた取り合わせとなるでしょう。

まとめ

朝にバナナは食べない方が良いという考え方が、完全に間違いということではありません。食べ過ぎたり相性の悪い食材と一緒に食べたりすると、逆に体に支障をきたしてしまうことがあります。

しかし、分量を守り相性の良い食材と一緒に食べることで、バナナが本来持つメリットをしっかりと享受できます。腸のぜん動運動を促進するのに朝の方が効果的である点など、朝にこそバナナを食べるべきメリットもあります。

バナナは手軽に食べられるという点でも、忙しい朝に適した食材です。食べすぎに注意して活用すればとても良い食材になるでしょう。ぜひ朝食にバナナを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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ささ
食と肉の専門家 美味しいお酒を探し求めながら、全国をふらふら歩いています。 多くの焼肉店から多くの飲食外店を食べ歩き 最高の食を多くの人に提供します。
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