みりんの賞味期限について詳しくなく悩んでいたりしませんか?
みりんの賞味期限についてあまり知らないという方が多いと思います。
そんな方向けにみりんの賞味期限について詳しく解説します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
みりんの賞味期限について様々な視点からみていきましょう。
もくじ
みりん風調味料の賞味期限について
みりん風調味料で、冷蔵庫で保存していて開封したものに限り、およそ90日間です。
本みりんは、冷蔵庫で保存するより、冷暗所で常温で保管すると良いです。
本みりんに含まれている糖分は、冷蔵庫へ入れると結晶化しやすいです。
本みりんにはアルコールが14%前後含まれているため、お酒と同じように保存します。
本みりんは酒類なので、お酒と同じように保存し、みりん風調味料も、未開封のものは冷暗所で保存します。
冷凍庫で保存したみりんの賞味期限
基本的にみりんは冷凍庫では保存しません。
本みりんには糖分が含まれているため、低い温度で保存すると糖の結晶ができるので、みりん本来の風味が飛んでしまいます。
本みりんは、14度前後のアルコール度数のため、冷凍庫で凍らせることができますが、みりんは、うま味や香りをつけるための調味料なので、凍らせることで風味が飛んでしまうため、おすすめできません。
賞味期限が切れたみりんを見分ける方法
見た目
白くにごったようになったり、カビが発生したりしている場合は、みりんが悪くなっています。
見た目に変化がある場合は、使うのをやめた方が良いです。
本みりんには糖分が多く含まれているため、低温になると糖分が結晶化し、白く固まることがあります。
低温になると上記のような状態になりやすいので本みりんは常温保存すると良いです。
高温になるとみりんが茶色くなる事もありますが賞味期限内であれば問題ありません。
臭いや味
みりんから酸っぱい臭いや腐った臭いがする時や舐めてみて味がおかしいと感じる時は、調理に使わないようにしましょう。
未開封でも保存状態によっては中身が劣化している可能性があるので、異変を感じたら無理をして調味料として使わないようにして下さい。
みりんの保存方法
本みりんはアルコール度数が高いため、開封後も常温で保存できます。
傷みやすい調味料なので、保存環境には注意が必要です。
開封前の本みりんは常温で保存します。
常温でもあまり高温の場所や温度変化のある場所で保存をすると風味が落ちてしまい、紫外線が当たると変色してしまうことがあります。
紫外線は、直射日光以外に蛍光灯でも傷んでしまいます。
高級なみりんが茶色や緑の色付き瓶に入れられているのは、紫外線を通さないためです。
できるだけ涼しく直射日光の当たらない場所で保存するようにしてください。
開封後でもアルコール度数が高いので本みりんは常温保存ができます。
アルコールの殺菌作用のおかげで常温保存ができますが、高温な場所や直射日光は避けた方が良いです。
空気に触れることでもみりんは、傷むので、蓋の閉め忘れやこぼさないように栓はしっかりと閉めるようにしてください。
開封前と同じように、涼しく光の当たらない場所で保存するようにしましょう。
本みりんの保存期間は、開封前では製造日から1年半くらいです。
開封後は1ヶ月から3ヶ月は、保存できますが、あまり長く持たないので大きな瓶で買う場合は注意が必要です。
みりんの役割
自然な甘さを出す
みりんは甘さを出すための調味料です。
米を発酵して作られるため、砂糖と比べると甘さがまろやかで自然な甘さを出すことができます。
砂糖の主成分はショ糖ですが、みりんには9種類以上の糖分を含むため、風味が豊かでまろやかな甘さを出すことができます。
煮崩れを防げる
みりんには煮崩れを防ぐ役割があります。
ジャガイモの煮崩れに効果があり、ジャガイモは熱が加わるとペクチンという細胞をつなぐ組織が溶けます。
みりんに含まれるアルコールは、ペクチンを溶けにくくする性質があるため、煮崩れを防ぐ効果があります。
魚の臭みを消してくれる
みりんに含まれるアルコールで、魚の臭みをとる事ができます。
みりんの甘味で臭みが気になりにくいです。
臭みの強い肉でも有効で、豚肉、モツ、獣肉といった臭みの強い肉にみりんを使う事で臭みが緩和されます。
照りを出す
みりんの糖は、材料の表面に皮膜を作ります。
そのため、皮膜で料理に美味しそうな照りをつける事ができます。
まとめ
今回は、みりんの賞味期限について解説しました。
みりんの賞味期限について知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
みりんには、甘みを足したり、臭みを消してくれたりするので美味しい料理を作るのに欠かせません。
賞味期限は、アルコールが含まれているため、開封前でも開封後でも割と長く保存できます。
解説した内容を参考にしてみりんを効率よく使って下さい。