らっきょって普段から食べたりしますか?
らっきょ自体は知っているけどらっきょについてあまり知らないという方が多いと思います。
そんな方向けにらっきょについて様々な視点から詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、らっきょを食べ過ぎたらどうなるのか?から詳しくみていきましょう。
もくじ
らっきょを食べ過ぎたらどうなるの?
腹痛や下痢になる
らっきょの香りと辛みは、硫化アリルの一種であるアリシンという成分が元になっています。
アリシンは大量にとると胃腸を刺激して腹痛や下痢になってしまいます。
塩分の摂り過ぎ
甘酢漬けは一般的に酢、砂糖、塩で作った液体にらっきょを漬けています。
商品にもよりますが100gあたり1.9gの塩分が含まれており、塩分の量は、成人男性で1日7.5g未満、成人女性で1日6.5g未満が目安です。
1食あたりで考えると2.3gが目安で、1回で1パック(100g)食べてしまうと、1食分に近い塩分量になります。
らっきょをカレーなどに添えることが多いため、たくさん食べてしまうと1食分の塩分量をオーバーしてしまいます。
口臭や体臭に影響する
アリシンを含むらっきょは匂いが強いため、食べ過ぎると口臭が気になる可能性が高いです。
食べた後に歯を磨いたりうがいをするのがおすすめです。
体臭にも影響する場合があるといわれたりする事がありますが、正確な情報ではありません。
らっきょを食べる目安
らっきょを食べる目安は、1日3粒から4粒くらいです。
それ以上食べると塩分の取り過ぎになるので注意が必要です。
らっきょを食べるメリット
糖や脂肪の吸収を穏やかにしてくれる
らっきょに含まれる水溶性食物繊維のほとんどは、フラクタンというものです。
らっきょ100g中には20.7gの食物繊維が含まれており、それ以外の18.6gが水溶性食物繊維です。
食物繊維は、消化吸収しにくい栄養素で、とくに水溶性食物繊維は、糖や脂肪の吸収を穏やかにしてくれる作用があると言われています。
糖や脂肪の吸収を穏やかにすることで、食後の血糖値の上昇やコレステロールの上昇を抑えてくれる事が分かっています。
ダイエット中の方や、血糖値や血圧が気になる方は、特に気にしたい栄養素です。
抗酸化作用でがん予防や老化防止が期待できる
ビタミンCは抗酸化作用があり、動脈硬化、がん、免疫機能の低下、老化の原因となる活性酸素を体内から除去してくれる働きがあります。
らっきょには100gあたり23mgのビタミンCが含まれます。
これはにんにくと比べると約2倍の量です。
ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。
らっきょの旬である5月や6月頃は紫外線の多い季節なので、できるだけ不足しないように注意が必要です。
高血圧やむくみ対策になる
カリウムは余分なナトリウムを体外へ排出してくれる働きがあります。
ナトリウムのとりすぎによる高血圧の予防やむくみの予防にとりたい栄養素です。
らっきょ100gに230mgのカリウムが含まれ、不足しがちなカリウムの補給に役立ちます。
外食が多く塩分の摂りすぎが気になる方や、血圧が気になる方、むくみを予防したい方はしっかり補給することをおすすめします。
らっきょのニオイの元となる硫化アリルなどのイオウ化合物には、抗がん作用や殺菌作用などさまざまな効能が期待されています。
らっきょの正しい呼び方
「らっきょ」や「らっきょう」と呼ばれたりしますが、どちらが正しいのか疑問に思う方もいます。
結論から言うと、「らっきょう」が正しい呼び方で、広辞苑を調べると、「らっきょう」は出てきますが、「らっきょ」はでてきません。
らっきょうが正しい呼び方ですが、らっきょと言う方が多いです。
美味しいお取り寄せらっきょ
宮崎県産の甘酢らっきょ
宮崎県産の甘酢らっきょが美味しいです。
宮崎県都城市は、盆地の寒暖の差があるため、らっきょの身が引き締まっています。
栄養を多く含んだらっきょは、甘酢漬けが特におすすめです。
鳥取県産のらっきょの甘酢漬け
鳥取県産のらっきょうの甘酢漬けも美味しいです。
低温熟成されていることが多く、独特のシャキシャキ感があって美味しいです。
商品によっては、梅酢も使われていて、さっぱり食べれます。
H3九州産の黒酢らっきょ
九州産の黒酢らっきょも美味しいです。
クセがなくさっぱりしていて食べやすいです。
黒酢を使ったらっきょは、珍しいので機会があったら食べてみて下さい。
まとめ
今回は、らっきょについて様々な視点から詳しく紹介しました。
らっきょについて知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
らっきょを食べすぎると最悪の場合、腹痛や下痢になってしまう可能性が高いです。
1日100g食べてしまうと塩分の取り過ぎなので、数粒にしておくことをおすすめします。