台湾カステラをご存知ですか?個々数年で日本でも人気が高まってきているお菓子です。カステラというと誰にでも馴染み深い和菓子ですが「台湾カステラ」というとまだ食べたことがないという人も多いと思います。
数年前からブームになったお菓子ですが、過去にSNSで炎上したこともあるようです。一体どんなことで炎上してしまったのでしょうか?今回は台湾カステラの真実についてもご紹介していきます。
もくじ
台湾カステラが炎上した理由
台湾カステラは過去に炎上したことがあります。台湾カステラを検索すると「台湾カステラの真実」というワードも出てきます。人気が高まってくるとそれだけ人々の興味も高まるので、それだけ炎上しやすいということもあるでしょうが、一体どのようなことで炎上したのでしょうか?
食べ物の原材料は重要事項
韓国で人気だった台湾カステラのお店が製造工程について虚偽の発表をしたことがあるようです。そのお店は「材料は小麦粉と卵のみを使用しており、化学添加物は使用していない」と発表していたのですが、実は違いました。
乳化剤や膨張剤などの化学添加物・食物添加物、大量の植物油が使用されており、更に、売れ残りの台湾カステラを加工したものを販売していた事実が発覚したのです。
映えだけを考えるのは考えもの
上記の内容は韓国でのお話なので、日本で販売されている台湾カステラの話ではありませんが、やはり、ブームというものは、そのような罠とも言える落とし穴がある可能性も高まるものですね。
いわゆる「映え」を考えてしまうのは企業も個人も避けていきたいものですね。
口に入れるものは自分でも調べよう
特に自分の体の一部になる食べ物に関しては、自分自身でも調べて行くことも大切です。購入するものに関しても、原材料をしっかり確認していくことも大切です。
現代はインターネットでも色々調べることができますので、自分自身でも気をつけていきたいですね。
台湾カステラが人気になった理由
日本でも台湾カステラ専門店が増えてきていますが、まだ買ったことがない・まだ食べたことがないという人も多いと思います。そこでまずは、台湾カステラがそもそもどんなものなのか、ご紹介します。
起源はやっぱり「カステラ」なの?
台湾カステラの真実を知る前に、起源を知っておきましょう。
台湾カステラの起源は日本の長崎で誕生した「長崎カステラ」にあるようです。日本統治時代に台湾にも長崎カステラが入ってくるようになり、台湾の現地の好みに合わせて改良を重ねていくうちに現在のような台湾カステラが出来上がったようです。
日本では2020年あたりからブームに
台湾カステラのブームは2020年の前半あたりから火がつき「#台湾カステラ」というタグでツイッターのトレンドにも上がるほどの人気ぶりでした。
台湾カステラの特徴の一つとして見た目がふわふわで、尚且つとても大きなものもあるため、インスタ映えのするスイーツの一つとしても大人気となりました。
ふわふわ&シュワシュワがたまらない
見た目もふわふわですが、食感もふわふわなのが台湾カステラの大きな特徴です。通常「カステラ」というとそこまでふわふわではなく、四角い形で切り分けられたものを想像しますが、台湾カステラはパウンドケーキのような形もあるカステラです。
焼き立て・常温・冷蔵での食感の違いも著しく、それぞれで違った味が楽しめるのも人気の秘密です。特に冷蔵だとスフレのようにシュワシュワな食感が楽しめるということでそのシュワシュワがたまらないという声もSNSで多く上がっています。
台湾カステラの歴史を紐解く
台湾カステラの起源ともされる「カステラ」はしっとりとして四角いものが多いですよね。それに対して台湾カステラは見た目からしてふんわりしています。元々はお供えものとして使われていたお菓子とされています。
台湾北部の観光地である淡水お店が巨大な台湾カステラを生み出したとされ、淡水名物グルメとして国を超えて人気のスイーツに成長したという説もあります。
長崎カステラの兄弟みたい?
作り方は違うといえど、やはり、私達がイメージするカステラと台湾カステラは起源が同じと言われているだけあって、兄弟といえば兄弟と言えるでしょう。
大きな違いを生んでいるのは材料である卵の使い方にあります。カステラは卵を溶いて使うのに対し、台湾カステラは卵を溶くだけではなく、白身をメレンゲ状態にして使うのです。そのため、台湾カステラ独特のふわふわ食感が生まれるのですね。
台湾カステラは、他の似ているお菓子の中でも「シフォンケーキ」に似ていると言われますが、主な違いは「ベーキングパウダー」が使われているか使われていないか、という違いがあります。
台湾カステラ独自のレシピがある?
どんなお菓子にも独自のちょい足しレシピがあったりするものですよね。台湾カステラに独自のレシピは特になく、カステラと同じ材料であることがほとんどです。ただ、カステラは強力粉を使いますが、台湾カステラは薄力粉を使うことも多いようです。
ふわふわの食感を出すためか、卵の白身部分をメレンゲにするという作り方の違いはありますが、材料はやはりカステラと同じです。
見た目と食感が違う
見た目はふわふわな台湾カステラですが、その食感は温度によって全然違うものになります。どの温度でもふわふわ食感はありますが、特に人気の食べ方は冷やしてから食べる食べ方のようです。
台湾カステラのふわふわシュワシュワ食感はそれぞれ楽しめることが大きな楽しみですね。
まとめ
台湾カステラの真実についてご紹介しました。台湾カステラは見た目もふわふわで、焼印で可愛らしいイラストが描かれている商品も多く、目からも楽しませてくれるお菓子です。専門店も多く、ネットでもお取り寄せができます。
また、自宅でも作れるレシピも豊富で、おもてなし用のお菓子としてもとても人気です。食品で一度炎上すると印象が良くなくなってしまいますが、安全で美味しい台湾カステラは手軽に手に入れることもできますので、ぜひ色々調べてみてくださいね。