食品/飲料

牛脂の賞味期限はどのくらい?いつまで使えるのか解説

牛脂の賞味期限について悩んでいたりしませんか?
牛脂の賞味期限についてあまり知らないという方が多いと思います。
そんな方向けに牛脂の賞味期限について詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、牛脂の賞味期限はどのくらいなのか?からみていきましょう。

牛脂の賞味期限はどのくらいなのか?


牛脂は入っている容器によって賞味期限が違います。
プラスチックや袋入りのもので冷蔵庫で5日、瓶入りで2ヶ月、3ヶ月、缶入りで6ヶ月です。
牛脂の保存容器で缶詰は、通常ありませんが、業務用の一斗缶が販売されており、飲食店などで使われていたりします。
一斗缶は入っている量が多く、蓋ができるため牛脂が酸素に当たる面が小さいため、賞味期限も自然と長くなります。
一方小さい容器の缶詰は、一度開けると酸素が触れる面が大きくすぐに酸化してしまいます。
そのため、長期間保存する場合は、できるだけ酸化させないような容器にするか、密封して保存するのが良いです。
通常の家庭で一斗缶の量の牛脂を6ヶ月で使い切ることはあまりないので、小さい容器で使い切れるものを選んだ方が良いかもしれません

牛脂の賞味期限がすぎるとどうなる?


油が酸化すると身体に良くありません。
揚げ物の油を何度も使っていると油が酸化して、色が真っ黒になり、泡がたくさん立つようになります。
最終的には、独特な匂いがします。
油と同じように牛脂も古くなると酸化してしまいます。
不飽和脂肪酸という油脂の成分が酸素と結びつくことにより、過酸化脂質という身体に良くない成分を作り出してしまうからです。
油脂の酸化は、酸素に触れたりする以外に太陽光や蛍光灯などの光に当たっても同じ状況になります。

酸化した牛脂を食べるとどうなるの?


古くなった油で作った揚げ物を食べると、気持ちが悪くなったり胸やけがしたりすることがあります。
植物油の場合は、3回くらい揚げ物をすると油の酸化が進むので、新しい油に交換した方が良いです。
牛脂の場合、不飽和脂肪酸の量は植物油の約半分ほどですが、代わりに酸素と結びつきにくい飽和脂肪酸が多いため、植物油に比べると酸化しにくいと言われています。
加工されていない牛脂は、普通の牛肉と同じように腐ったりカビが生えたりします。
その原因となるのが、加工されていない牛脂に含まれている水分やたんぱく質です。
牛脂はまったく酸化しないというわけでなく、少しずつ酸化は進んでいきます。
そのため、長期間保存した牛脂を食べると古い植物油と同じように胸やけなどを起こす事があります。
独特な匂いがするようになると痛、下痢、嘔吐などの食中毒に似た症状があるため、注意が必要です。
加工して完全に油脂分だけを抽出して水分とたんぱく質が除去された牛脂は、腐敗やカビが発生する可能性はとても低いと言われています。
スーパーで貰える加工済みの牛脂でも、製造工程で水分やたんぱく質が残っている牛脂もあります。
そのため、袋入りの牛脂も長期間保存しておくとカビが発生することもあるので注意しましょう。

牛脂の作り方

材料


牛の背脂&同量の水

作り方


①牛の背脂を細かく刻む
②刻んだ背脂と水を鍋に入れ、強火で沸騰させる
③沸騰後は火を弱める
(軽く沸騰している状態を保ちます)
④1時間くらい火にかけたまま待ちましょう
⑤火を止めてこす
⑥温度が下がるまで待つ
⑦冷めたら容器に入れて冷蔵庫で冷やす
⑧水分と脂に分離するため脂だけを取り除く
⑨保存容器に入れて完成

牛脂をそのまま食べることはできる?


牛脂に含まれる飽和脂肪酸は、食べすぎると血液をドロドロにする作用があります。
さらに、中性脂肪や悪玉コレステロールが血管の壁に入るのを助けてしまうため、動脈硬化や心筋梗塞といった病気の原因になることもあります。
無加工の牛脂は生ということもあるので、加熱なしでそのまま食べるのは避けておいた方が良いです。

牛脂を上手に保存する方法

空気を遮断する


牛脂だけでなく、ほとんどの食品の状態変化の原因は、空気に触れることで起こる酸化です。
パウチや瓶入りの牛脂の賞味期限が比較的長めなのは、その他のものに比べて空気に触れる面積が少ないからです。
プラスチックトレーなどで売られている牛脂を保存する場合は、ラップでぴったりと牛脂を包んでファスナー付きの保存袋に入れましょう。

光を遮断する


牛脂は太陽光だけでなく、蛍光灯の光でも酸化してしまいます。
そのため保存袋に入れる場合は、先ほどもお話ししたようにラップで牛脂を包み、それをアルミホイルなどで覆った状態にしておくと良いです、
冷凍庫は、頻繁に開け閉めされるので、できるだけ温度が変わらず、光の届きにくい奥の方に入れておきましょう。

まとめ


今回は、牛脂の賞味期限について紹介しました。
牛脂の賞味期限について知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
紹介した内容を参考にして牛脂を上手に使って下さい。

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ささ
食と肉の専門家 美味しいお酒を探し求めながら、全国をふらふら歩いています。 多くの焼肉店から多くの飲食外店を食べ歩き 最高の食を多くの人に提供します。
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