蒸しパンをたくさん買いすぎてしまい、保存方法などで悩んでいたりしませんか？
蒸しパンが冷凍できるという事についてあまり知らないという方が多いと思います。
そんな方向けに蒸しパンが冷凍できる理由などについて詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、蒸しパンが冷凍できる理由からみていきましょう。
もくじ
蒸しパンが冷凍できる理由
「す」の影響を受けない
蒸しパンは解凍しても蒸しパンの中にできた氷が溶けた後、穴が開いたスポンジのようにスカスカにならないため冷凍する事ができます。
砂糖が入っているのでパサパサしない
砂糖は、保水性があるため、デンプンの劣化を防いでいます。
保水性があるので蒸しパンは柔らかいままです。
冷凍庫にいれても状態が変わらないので、蒸しパンやカステラは、固く凍ることはありません。
蒸しパンを上手に冷凍する方法
小さめに作り小分けしてラップで包む
蒸しパンを小さく小分けしてラップで包みます。
美味しさを保つためには、できるだけ早く0℃以下の温度にする必要があります。
そのため、大きな蒸しパンは小さく薄く小分けにしてからラップで包むと、早く冷やせます。
ラップで包む時にラップをしっかりと密着させると空気の侵入を防いで乾燥を防ぐことができて、美味しい状態を保てます。
保存袋に入れて密閉する
ラップで包んだ後は、冷凍用の保存袋に入れ、空気を抜いて密閉します。
密閉状態にする事で水分の蒸発を防ぐことができます。
市販の蒸しパンは個包装のものであれば、開封前の袋に入った状態で、そのまま保存袋に入れて冷凍する事ができます。
複数入っているものは小分けにして、ラップに包んでから保存袋に入れるようにしましょう。
すぐに冷凍庫に入れる
買ってきた蒸しパンはあまり日持ちしないので、その日のうちに食べないのであればすぐに冷凍保存することをおすすめします。
買ってすぐに冷凍する事で、美味しさを長持ちさせることができます。
手作りの蒸しパンはできたてのものは温かく、そのまま冷凍庫に入れても冷凍されるまでに時間がかかってしまいます。
冷凍庫内の温度を上げる原因にもなるので、手作りの蒸しパンは冷めてから冷凍庫に入れるようにしましょう。
冷凍した蒸しパンは2週間以内に食べる
冷凍した蒸しパンは、2週間以内に食べると良いです。
冷凍した蒸しパンも時間が経つと劣化するので、なるべく早めに食べ切りましょう。
蒸しパンを上手に解凍する方法
自然解凍
常温に2時間から3時間置くだけで自然と解凍されます。
自然解凍をすると、蒸しパンの色、味、食感が冷凍前の状態に近いです。
自然解凍の方法は、冷凍保存していた凍った蒸しパンを取り出し、ラップはそのままで常温で置くだけです。
触ってみて、蒸しパンの中心が柔らかくなったら、解凍完了です。
蒸しパンは半解凍の状態でも食べることができます。
半解凍だと、常温とは違った食感が楽しめます。
冷凍する前に長時間暑い場所で保管されていたり、製造後何日か経過していたりする場合は、自然解凍した後、必ず加熱してから食べましょう。
蒸し器
蒸し器で解凍するとパンがふかふかになります。
蒸し器で解凍すると水蒸気が発生し、蒸しパンに水分を与えて解凍することができるため、ふかふかした食感を楽しめます。
少し手間がかかりますが、蒸し直すと焼きたての蒸しパンを食べることができるためおすすめです。
蒸し器がない場合は、フライパンでも蒸せます。
冷凍保存していた蒸しパンを冷凍庫から取り出し、ラップを取ります。
フライパンの中に高さが1㎝程度になるように水を入れ、蒸し板や耐熱性のあるお皿を入れて火をつけます。
水が沸騰したら蒸しパンを蒸し板やお皿にのせて蓋をします。
そのまま中火で3分から5分程度蒸すと完成です。
電子レンジで解凍
蒸しパンは電子レンジを使い、600Wで約20秒加熱することで解凍する事ができます。
解凍ではなく、温めましょう。
一度に蒸しパンを大量に温めると温まらない場合があるので大きさにもよりますが、1個から3個ずつ温めましょう。
電子レンジで解凍するには、凍った蒸しパンのラップを外します。
その後、濡らしたキッチンペーパーで包みます。
その状態のまま、耐熱性のあるお皿にのせて、ふんわりとラップをかけると良いです。
電子レンジで600Wで20秒加熱すれば解凍できます。
電子レンジで蒸しパンを解凍した後、冷めるとすぐに固くなります。
再度冷凍保存すると美味しくない食感になるので温めたらすぐに食べると良いです。
必ず食べきれる量だけ、解凍するようにしましょう。
まとめ
今回は、蒸しパンが冷凍できる理由などについて紹介しました。
蒸しパンが冷凍できる理由などについて知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
蒸しパンは、正しい方法で冷凍したり、解凍したりする事で美味しく食べれますので、保存食としておすすめです。
