韓国の国民的焼酎「チャミスル」は韓国の国民的焼酎で、最近ではドラマの影響もあり、若者を中心に人気が高まっています。スーパーでも見かけることが多くなったので飲んだことがある方は多いのではないでしょうか。
そんな人気のあるチャミスルですが、悪酔いする・太るなど体に悪いといった噂を聞いて飲むのをためらう人もいると思います。体に悪いお酒は飲みたくないですよね。
今回はチャミスルが体に悪いと言われる理由と糖尿病のリスクについて解説します。チャミスルが体に悪いのか疑問に思っている方必見です!
もくじ
【なぜ?】チャミスルが体に悪い・危険と言われる理由
高い人気を持ち、近場のスーパーでも手に入れやすいチャミスルがなぜ体に悪いと言われるのでしょうか。安心して飲むためにも、チャミスルが体に悪いものかどうか、危険性について理解しましょう。
飲みやすくて悪酔いするから危険
チャミスルにはマスカットやスモモ、ストロベリーなど様々なフレーバーがあります。クリアな味わいと柔らかな甘さの後味で、まるでジュースを飲んだような飲みやすいお酒です。それによって度数の高いアルコールにもかかわらず飲みやすいため、悪酔いするほど飲みすぎてしまう危険性があります。
天然甘味料が入っているから危険
チャミスルには天然甘味料「ステビア」を含んでいます。ステビアは、発がん性や性ホルモン減少といった点で、以前危険視されていました。現在は問題がないことが確認されているので過度の心配はいらないでしょう。しかし、ステビアはキク科の植物なのでアレルギーを持つ方は注意が必要です。
カロリーが高くて太りやすいから危険
100mlあたりのカロリーをチャスミルと他のアルコール飲料で比較してみましょう。
・チャミスル(マスカット)/113kcal
・チャミスル(フレッシュ)/104 kcal
・ビール/39kcal
・焼酎/203kcal
・日本酒/103kcal
・ワイン/75kca
・ウイスキー/234kcal
チャミスルのカロリーはほかのお酒と比べるとカロリーがとても高いわけではありません。ですが、チャミスルのフレッシュよりフレーバーの方がカロリーが高いことがわかります。味付きのチャミスルはアルコール度数がフレッシュのものより低いので、飲みすぎてしまった結果太る可能性があります。
糖尿病のリスクがあるって本当?チャミスルの原料・カロリー
日本の焼酎は糖質がゼロでダイエットをしている方を中心に人気がありますよね。一方で、韓国の焼酎であるチャミスルの糖質量はどうでしょうか。チャミスルの原材料・アルコールの度数・カロリー・糖質量を見て体に悪いと言われてしまう要因を見ていきましょう。
アルコールの度数はどれくらい?
チャミスルのアルコール度数
・フレッシュ/17.2%
・オリジナル/20.1%
・マスカット等フレーバー/13%
フレーバーがもっともアルコール度数が低いです。若者に人気なのもフレーバーが甘くておいしいうえにアルコール度数が低く飲みやすいからだということがわかりますね。
チャミスルの原料はなに?
チャミスルの主な原料は麦・コメで、その他に芋やトウモロコシ・タピオカなどです。チャミスルは、竹の活性炭を使用して4回濾過を繰り返して作られているため、口当たりが滑らかなのが特徴です。
チャミスルのフレーバー別カロリー・糖質
・フレッシュ/104kcal・1.5g
・マスカット/113kcal・10.2g
・グレープフルーツ/111kcal・9.6g
・すもも/113kcal・10.1g
・ストロベリー/113kcal・10g
・ピーチ/110kcal・9.4g
フレッシュがカロリー・糖質でダントツで低い値です。フレーバーの中だとピーチが一番カロリー・糖質ともに一番低いことがわかりますね。
チャミスルのフレーバーはアルコール度数が低いうえに糖質が含まれカロリーがフレッシュより高いことから飲みすぎてしまう恐れがあります。そのため、チャミスルを飲むと太る、糖尿病になると言われてしまうのです。
健康的に飲もう!安全にチャミスルを飲むためのポイント
楽しくチャミスルを飲んだのに、飲みすぎたりしたせいで体に悪い影響が出てしまっては、お酒を飲むことに対しても嫌なイメージが残ってしまいますよね。そういったことが起こらないために、チャミスルを飲むときに気を付けるべきポイントを知っておきましょう。
自分の限界を超えて飲まない
日本人のアルコール摂取適量は、1日平均純アルコールで約20グラムです。そのため、チャミスル・フレッシュは約125ml、フレーバーは約200mlを目安にしましょう。
一気に飲んだり摂取量が多いと最悪の場合急性アルコール中毒を引き起こす可能性があります。自分がお酒に強いのか弱いのかを考慮し、適量の量のお酒を飲むことを意識しましょう。
空腹状態で飲むと酔いやすいからダメ
空腹時に一気にお酒を飲んだり沢山の量のお酒を飲むのは、お酒が体に回りやすく危険ですのでやめましょう。チャミスルのようにアルコール度数が高いものは食事をとりながら飲むなどして楽しむのがお勧めです。体に負担をかけないように飲みましょう。
アルコールを薄めて飲むと悪酔いしない
チャミスルのフレーバーの商品は特に甘くて飲みやすく濃いめで飲むという方もいるでしょう。ですが、悪酔いを防ぐためにはお水やお湯など自分に合ったチェイサーを一緒に飲むのがおすすめです。
まとめ
チャミスル自体は体に悪いものでは決してありません。チャミスルのフレッシュを飲むのか、フレーバーを飲むのか選び方や、飲み方によって体への影響は変わってきます。チャミスルを健康的においしく飲むためには、適量を守り飲みすぎないこと・空腹状態で飲まないことがとても重要です。
チャミスルをこれから飲んでみようと考えている方は、無理をせず自分の適量の範囲で楽しみましょう。ぜひチャミスルのおいしさを味わってみてください。