SNSを中心にヤクルト1000が話題になりました。芸能人が商品を紹介したことから、多くの人が興味を持ち、実際に飲んだ人がネットで効果を投稿したことで大きなブームになりましたよね。
店頭では売り切れや品薄の状態が続いたり、街ではヤクルトレディに行列をなす光景も見られました。そんなヤクルトですが、ネット上では「ヤクルトが体に悪い」といったネガティブな意見も見られます。実際にヤクルトを飲み続けた場合、どのような効果を実感できるのでしょうか。ヤクルトを飲んで得られた効果と、ヤクルトが体に悪いと言われる危険性について解説します。
もくじ
ヤクルトが体に悪いのは本当?期待できる健康効果を3つ紹介!
ヤクルトが体に悪いというネガティブな意見は本当なのでしょうか?ヤクルトには、乳酸菌シロタ株が含まれています。ヤクルトが健康効果を発揮するのは、この乳酸菌シロタ株が関係しています。実際にヤクルトを飲んだ結果、得られた効果を3つご紹介します。
腸内環境を整える効果
乳酸菌シロタ株は胃酸に強いため、生きて腸に届くという特徴があります。乳酸菌シロタ株は、もともと腸内にある良い細菌を増やして腸内の悪い細菌の増殖を抑える働きをします。そのため、ヤクルトを飲むことで腸内細菌のバランスが整えられ、腸内環境の改善が望めるのです。
睡眠の質をあげる効果
ヤクルトを飲み続けた結果、眠りが深くなったことや目覚めがよくなったという声があります。実際に、ヤクルト中央研究所が外部研究機関と共同で行った調査では、乳酸菌シロタ株を含む飲料を飲む場合、飲まない場合と比較して、質の良い睡眠を取れたという結果もでているようです。
ストレスを緩和する効果
ヤクルトを飲むことで、ストレスが軽減されたことを実感する声もあります。こちらも睡眠の質に関する調査同様、飲む場合と飲まない場合を比較すると、乳酸菌シロタ株を含んだ飲料を飲む場合、ストレスを感じにくいという結果がでているようです。
また、ストレスを感じる場合に分泌されるコルチゾールというルモンの上昇が抑えられたことから、実際に体感するストレスも緩和されたという報告もあります。
参考:【話題沸騰中!ヤクルト1000に期待できる効果とは?注目を集める理由を解説】
ヤクルトが体に悪いと言われている理由は糖質にあり!
ヤクルトを飲み続けると、嬉しい効果が沢山ありそうですね。では、なぜヤクルトは体に悪いと誤解されているのでしょうか。ヤクルトが体に悪いと言われる理由は、太ってしまうことが関係しているかもしれません。太ってしまう理由を2つご紹介します。
脂肪が増えてしまうと
ヤクルトを飲むと太ってしまう理由は、脂肪が増えることに関係します。ヤクルトを飲むと、体内では血液中に糖質が取り込まれ、血糖値が上昇します。血糖値が上昇すると、血糖値を下げる作用のあるインスリンという物質が分泌されます。このインスリンは糖を脂肪に変化させることから、別名肥満ホルモンとも言われます。つまり、ヤクルトを過剰に飲んでしまうと、脂肪が増え太る原因となってしまうのです。
代謝が落ちてしまうと
ヤクルトが体に悪いと言われているもう一つの理由は、代謝の低下が関係しています。脂肪は血液によって運ばれ、肝臓で燃焼されます。脂肪を運ぶタンパク質をアルブミンと言い、血糖値が上がってしまうとアルブミンが減り、脂肪燃焼ができなくなってしまいます。ヤクルトを過剰に飲むと血糖値が上昇し、脂肪燃焼が盛んに行われず、太る原因となります。
糖質が気になる人はカロリーハーフもある
太ることを心配して、ヤクルトは体に悪いと誤解する人もいるのかもしれません。そんなカロリーや糖質が気になる方には、カロリーハーフのヤクルトをおすすめします。甘さが控えめに作られていて、糖質、カロリーともに50パーセントカットされています。脂肪もゼロなので、太ってしまうと心配なあなたも安心してヤクルトを飲み続けられますよ。
ヤクルトは美味しく手頃に飲める!効果をより実感するためには
ヤクルトは体に悪い訳ではなく、うまく飲むと体に良い効果があります。最後に、摂取すべき適切な量や飲み方について、おすすめのアレンジ方法と合わせてご紹介します!
いつどのくらい飲むのがよいの?
ヤクルトを飲むタイミングはいつ飲んでも大丈夫です。生きて腸に届く乳酸菌シロタ株だからこそ、時間に影響されず飲むことができます。大切なことは継続して飲み続けることです。朝食後やおやつの時間、就寝前など、自分に合った飲むタイミングを設定して忘れずに飲むことを心掛けましょう。1日1本を目安に、飲み続けることを習慣にしましょうね。
おすすめのアレンジ方法とは
継続して飲み続ける場合、毎日同じ味だと飽きてしまう人もいるかもしれませんね。そんな人はぜひ、牛乳やヨーグルトに混ぜ合わせてみましょう。牛乳にまろやかさが加わったり、ヨーグルトの酸味が抑えられたり、乳製品と組み合わせることで栄養価もアップしますよ。
また、サイダーで割ってレモン果汁を加えるのもおすすめです。ビタミンCも合わせて摂取できて、暑い日も爽やかに飲めますよ!
まとめ
ヤクルトが体に悪いと言われるのは誤解であることがわかりました。ヤクルトは甘味がありサイズも手頃なので、美味しくてついつい飲みすぎてしまうかもしれません。過剰に飲むと、太る原因になりかねないので飲む量は1日1本と決めて継続して飲むことを意識しましょう。
また、ヤクルトには種類が複数あります。含まれる栄養や糖分などを意識すれば自分に合った商品を見つけられるでしょう。ヤクルトを毎日飲み続けて、体調管理に役立てることで健康的な生活を目指しましょうね!