梅と砂糖で漬けた甘酸っぱい梅シロップ。水や炭酸と割ることで美味しい梅のドリンクができます。
みなさんは自分で作ったことはありますか?この記事は、まだ作ったことがない方もこれから作ってみようかと考えている方に役立つ情報をまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
もくじ
梅シロップの保存方法
- プラスチックで保存
- ガラス製の瓶で保存
- タッパーで保存
梅シロップを作る際に最適な容器はどんなものでしょうか?
おすすめの3種類をご紹介します。
①プラスチック
プラスチックの容器は軽いので一気にたくさん漬ける際におすすめです。
100円ショップでも十分な大きさのものが手に入るので、コストがあまりかからないのも魅力。
ただし、プラスチック容器はにおい移りがしやすいというデメリットがあるため、梅シロップ作りに使う場合は専用容器にしてしまうのがおすすめです。
②ガラス製の瓶
ガラス製の瓶は梅シロップ作りに最も向いており、専用の容器としてもたくさん売り出されていますよね。
プラスチックのようににおい移りもないので使っている方も多いです。
注意点は、結構な重さがあるということ。重さがあるので他の容器に比べて殺菌や乾燥に少し手間がかかってしまう恐れがあります。
③タッパー
専用の容器が無くても大きめのタッパーがあれば梅シロップは作れます。
お家にある容器なので手軽さが魅力ですが、透明ではないので外から漬け具合が分かりづらいのが難点です。
完成した梅シロップはペットボトルで保存可能!
流石に漬けることはできませんが、完成した梅シロップはペットボトルでも保存できます。
冷蔵庫で保管する際もあまり幅を取らないのでおすすめです。
梅シロップの保存期間と場所
梅シロップの保存期間は長いイメージですが一体どれくらい保存できるのでしょうか。
また、長期保存する場合の保存方法や最適な場所についてご紹介します。
常温で保存する場合
梅シロップを常温で保存する場合は、直射日光のあたらない冷暗所で保存しましょう。
殺菌処理がきちんとされていれば、およそ1年間は保存することができますよ。
ただし、真夏の気温が高い日が続く時期は梅の発酵が急激に進んでしまうため注意が必要です。
冷蔵で保存する場合
梅シロップの保存法で最もおすすめしたいのが冷蔵保存です。こちらは菌の心配もなく、同じく1年ほど保存することができます。
冷蔵庫内を圧迫してしまうのがデメリットですが、いつでも美味しく梅シロップを味わうならこの方法がベストと言えるでしょう。
冷凍で保存する場合
梅シロップは冷凍保存もできます。タッパーやジップロックなどの密封容器に入れて冷凍庫へいれましょう。保存期間は1~2年程度が目安です。
ただし冷凍焼けや風味の低下など冷凍することによるデメリットもあるため、保存方法は冷蔵保存が最もおすすめです。
自家製梅シロップを長く楽しむ方法
せっかく手間をかけて作った自家製の梅シロップはなるべく長く楽しみたいですよね。
美味しさを保ったまま長く保存する秘訣は、しっかりと殺菌処理をしておくこと。この処理を丁寧にしておくことで自家製の梅シロップでも3年間持つ場合もあります。
長期保存のポイント
・保存容器の殺菌処理をしっかりとする
・梅の下処理の際に水気を残さない
・保存場所の気温や温度に注意する
梅シロップの作り方
まずは梅シロップの基本の作り方について解説していきます。
前提として、容器の殺菌&乾燥は済ませておいてくださいね。
その1:梅を洗って水に漬ける
まずは梅をきれいに洗います。この時、ゴシゴシと強くこするのではなく優しく丁寧に洗いましょう。
汚れが落ちたら、たっぷりの水に約1~2時間漬けてあく抜きをします。
その2:あくが抜けたら水気をしっかり取る
あく抜きが終わったら、キッチンペーパーなどで梅についた水気をしっかりと拭き取ります。
簡単な作業ですが、できるだけ水気を残さないことがポイントです。
その3:梅のヘタを取る
梅にはヘタが付いており、このまま漬けるとえぐみの原因となってしまいます。爪楊枝や串などの細い棒を使ってひとつひとつ取っていきましょう。
梅の下準備はここまでです!
その4:砂糖と梅を容器へ入れる
梅の下準備が終わったら事前に殺菌・乾燥しておいた容器に入れていきます。
入れるコツとして押さえておきたいのが入れ方です。
まずは梅を一番底に入れ、次に砂糖を入れます。これを容器が満タンになるまで繰り返します。
その5:冷暗所で寝かせる
梅と砂糖を入れた容器を冷暗所で寝かせます。
1週間程度で飲み頃になるのでしばらく待ちましょう。
その6:仕上げのあく抜き
最初にあく抜きはしてあるから要らないんじゃないのと考えがちですが、梅は漬けている間にもあくが出ています。
最後に鍋に入れて弱火で15分ほど煮て、あくを取ったら完成です。
まとめ
以上、梅シロップの作り方や保存方法についてご紹介しました。
梅シロップがあれば、いつでもお家で梅のドリンクやお酒を楽しむことができますよ。
ぜひこの機会に自家製の梅シロップを作ってみてはいかがでしょうか?